イベントスポンサー2

「イベントにスポンサーを付けるために知っておくこと」

目次

1、スポンサーは、お金をあげる訳ではない?

2、スポンサーが付いた後は?

3、アフターフォローが大切。

4、人件費を加味する?

5、自分のお金で考えるとわかりやすい?

6、長期的なスポンサーとのつながりをつくる。

まとめ

はじめに

IT系のイベントやコミュニティーには、スポンサーや協賛が付きやすい状態だと感じています。一方で、スポンサーに対して雑になっているように感じる部分もあります。スポンサーとはそもそもどんなものなのかを理解していない人が多いのも現状かもしれません。間違った認識では、せっかくいいベントを開催してスポンサーがついたとしても長続きしないという結果になってしまうと思います。

私自身、スポンサーされる側とする側を同時に7年間経験してきました。こういった両方の立場、気持ちを理解することでもっとお互いにいい結果を出せたり、たのしいイベントを開催していくことができるようになると思います。

これからイベントにスポンサーを付けたいと思っている人は、しっかりスポンサーが何を求めているかを理解していきましょう。既にスポンサーが付いている方は、今はブームだからスポンサーがついているのか?しっかり実績があるからついているのか?このあたりを一度確認してみましょう。ブームの場合は、気がつくとスポンサーが離れていってしまうことになると思います。

今後、よりよいイベントが広がっていって欲しいという思いをこめて、イベントにスポンサーを付けるために知っておく基礎の部分に触れていきたいと思います。

1、スポンサーは、お金をあげる訳ではない?

スポンサーの概念で一番勘違いが起こるのはこの部分。スポンサーは、「足長おじさん」ではないということ。私は、プロのスポーツ選手として19歳から30歳の引退するまで10社以上のスポンサーをつけて生きてきました。この時に感じたことは、多くの人は、スポンサーから運営費・交通費・スタッフのお金・雑費をまかないたいという思いでスポンサーを取りにいこうと思っている人が多いということ。

スクリーンショット 2014-07-09 14.46.34「 スポンサー = お金をくれるヒト 」

この概念をまず間違えてしまうと全てが失敗に終わる。

スポンサーは、お金をあげるから個人の技術力を磨きなさい、よりよいイベントを運営しなさい。というためにお金を払っている訳ではないということ。

「 スポンサー = お金を投資してより多くのリターンを求めたいと思っている企業 」

というシビアな捉え方をした方が良い。

2、スポンサーが付いた後は?

スポンサーが付いた後に起こる失敗の1つは、スポンサーが付くまでは必死に動くが、付いた後は意外とほったらかしになっているケースが多いということ。

恋愛に例えると、付き合うまでは猛アタックするのに、付き合った後は特に何もしない。

「釣った魚に餌をやらない」現象がおこる。

お金をもらったら終わり。というケースが多い。あるイベントでスポンサー担当をしていた時に感じたのは、イベント当日までのスポンサーへのアプローチは必死でおこなっていたのに対し、当日は誰も必死にフォローしていなかった。これでは、次回のスポンサーを切られる可能性が高くなる。

私は、7年間スポンサー企業側もしていたので、これならちょっと魅力がなくなったらポンサーがおりていくな。と感じてしまった。イベントスポンサーへのフォローアップは、当日が大切です!

3、アフターフォローが大切。

スポンサーは、お金を投資してより多くのリターンを求めたいと思っています。イベント終了後、出資してくれたスポンサーに対してどれだけのリターンをもたらせたか確認すること。リターンが弱ければアフターフォローもしっかり入れていくことも大切。

イベント当日は、企業の告知だけに終わるケースも多く、興味を持ってもらったものの、実際の申し込みや購入にいったっていないケースが多い。イベントが終わって日常に戻ってしまうと、このプロモーションが全く意味のないものになってしまいます。このプロモーションが効いている早い段階で、再度、告知や申し込み・売上につながるようなサポートをします。結果として実績が出なくとも、誠意を持って積極的にサポートして頂けるとスポンサー側は嬉しく感じます。

やってみて結果が出なかったのと、何もしないで結果が出なかったのでは、与える印象がまったく違います。

スポンサーとのお付き合いはイベントが終わったら終わりではありません。スポンサーが最後のリターンまで得た状態が全ての最後だという認識が必要。イベントスポンサーで失敗するのは、イベントが終われば全てが終わったと思ってしまうこと。スポンサーにとってのイベントの終わりはどこなのか?と言うことをしっかり考えることが大切です。

4、人件費・経費を加味する?

例えば、スポンサーから50万円頂いたとする。そこに、当日スタッフが2名・チラシ300枚・ステッカー50枚だったとすると、スタッフの人件費・交通費・食事代・チラシ代・ステッカー代もかかっているという事になる。なのでスポンサーが投資した金額は、60万円前後になる。ということは、50万円もらって50万円の利益を戻しても、企業が赤字になり次回はスポンサーをおりてしまう可能性がある。

「 スポンサーがリターンを求める最低限の金額 」=スポンサー金額 + 人経費 + 経費

なのでスポンサー金額以外に企業がいくら使っているのかを認識しその全ての金額を戻すことが最低ラインとなる。

5、自分のお金で考えるとわかりやすい?

スポンサーの概念は、なかなか理解しづらい。そこで、これが自分のお金だったらどう感じるだろうか?あるイベントにあなたのお金を50万円出す。イベント終了後、どんなリターンがあったかを計算すると、リターンが3万円だったとする。47万円ドブに捨てたことになる。もちろん宣伝という効果はあるとする。しかし、もう一回スポンサーお願いします。といわれた時に、47万円もう一度ドブに捨てる勇気があるだろうか?宣伝のためにいくらまで費やしたいと思うだろうか?

50万円 − 3万円 = △ 47万円  (赤字 47万円)

例えば、あなたが別のイベントにお金を50万円出したとします。イベント終了後、計算すると100万円手元に戻っていました。

50万円 + 50万円 = 100万円  (利益 50万円)

もし、そのイベントが来年もよろしくお願いします。といわれたらあなたは断るだろうか?確実に継続したいと思う人が多いでしょう。これがスポンサーの心理です。継続したいか、継続したくないかはどんないいイベントであってもリターンで決まってしまうということです。

6、長期的なスポンサーとのつながりをつくる

イベントスポンサー

私は、一番長く付き合いを持っていたスポンサーとは11年間のお付き合いさせてもらいました。19歳のころはじめてスポンサーが付いて考えたことは、もらった金額の10倍を返せば絶対にスポンサーに切られることはない。という発想でした。多くの人は、もらった金額返せば大丈夫だ。と思っていますが、もらった金額を返すレベルであれば、スポンサー企業はもっとリターンが大きそうなところへ動いていきます。せっかくつけたスポンサーも数年で撤退されてしまいます。ですので、

「スポンサーからもらった金額の10倍を返すには?

という視点で考えていくことがスポンサードされる側としての全ての原点となります。そうすれば、スポンサーも喜び、その結果スポンサードされる金額も上がりお互いがハッピーな状態になります。

まとめ

「 スポンサーフィー + 諸経費 」を10倍返しする!

これができるようになれば、あなたのイベントや個人的スポンサーをする企業はどんどん集まってくることになります。

スクリーンショット 2014-07-09 14.46.34「 スポンサー = お金をくれるヒト 」ではなく、

「 スポンサー = お金を投資してより多くのリターンを求めたいと思っている企業 」という認識を持つことで、

スポンサーとのよりよい関係を結び、今までできなかったことにチャレンジしていくことができるようになります!

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